月別: 2014年1月

“シッポまで餡”プロジェクトとは?

ネイルズユニーク水野社長は以下のように語っている。
「僕一人で全国を見るのは厳しいので、2年前に、チームを編成しました。技術を見るエデュケーター(店長兼務)12名に、運営を見るスーパーバイザー(店長兼務)12名がフォロー。あわせて24名の編成で、エリアごとに全国の店舗を回って勉強会を開催しています。
勉強会では技術の指導をはじめとして、クレームへの対応方法やクレームを出さないための予防策の講じ方。また、シフトの組み方や物販ディスプレイの指導及び、レジの釣り銭の過不足はこうしてなくそうといった、サロンワークにおける隅々の問題点の洗い直しも含めています」。
“シッポまで餡”プロジェクトによって、スタッフ上下間のパートナーシップを養うとともに、次代をになう管理職(幹部)の育成をも兼ねているのだろう。
陣頭指揮をとる水野社長が何よりも大切にしていることは、スタッフとのマンツーマンでのコミュニケーション。一人ひとりの個性を把握し、ネイリストの現状を知るとともに、経営者の思いを伝えていく…。ネイルサロン経営は、今が大切であることはもちろんだが、次世代を見据え、着実につないでいくために。

会社上げての”シッポまで餡”プロジェクトの成果はこれからとなろうが、ネイルズユニークオブジャパンがこれまでに行なってきたネイリスト教育やサロン運営は、サロン経営者&ネイリストすべてにとって含蓄深い話に違いない。いつの日か水野社長の”ネイルサロン運営セミナー”が実施され、ライブでの応答を期待したいものである。

鯛焼きのシッポまで餡の入った組織づくり

2007年の企業目標は鯛焼きのシッポまで餡の入った組織づくり。
兵庫県神戸市に本社を構えるネイルズユニークオブジャパンだが拠点は全国各地に拡散している。しかも経帥の水野社長は日本ネイリスト協会の理事、講師会会長、国際委員会委員長としても超多忙な日々。全社約600名の社員、スタッフたちとの意思疎通はどのようにしているのだろうか?
「ツールとしては古典的ですが、毎日、全店に7枚くらいのファクスを流しています。その内容は日報の場合、新商品データ、各サロンの売上げランキング、教育指導方法、お客さまへの対応やポイントカード、入社退社などの辞令も含めて、すべてを公開。そして、成功事例も失敗事例も共有化します」。
それでも全国津々浦々までの共通認識の浸透はなかなか難しい。そこで水野社長は提案した。
「今年、皆が集まった会議の時に言いました。鯛焼きのシッポまで餡を入れようよ。今はシッポまで入ってない気がする」と。
つまり組織の強化、内容の充実である。
「頭から食べた人には美味しいって思われるかも知れないけれど、シッポから食べたら”こんなものか”と思われる。どこから食べても同じ味を提供しよう」。