JNA講師会会長 水野義夫

1級

<スカルプチュア>

まず、正しいフォルムを理解し、イメージした上でファイリングを行いましょう。
その結果、意識が高まり正しいハイポイント・Cカーブ・サイドストレート等の完成度が上がります。
ハイシャインもキューティクルからフリーエッジ先端まで、全体を光沢ある状態まで仕上げましょう。
その上で、5本ともに均一感のある長さ、スタイリングになるように細心の注意を払い、完成度を上げましょう。

<チップ&オーバーレイ>

スカルプチュアのフォルムと均一に仕上げることを意識してください。その為には正しいサイズのチップを選び、事前に仕込みを行い、完成時に30%のCカーブを作る事が大切です。又、チップ装着時もサイドラインの仕上がり・他の指とのバランスをイメージして曲がらないように装着することを心がけてください。

<ミックスメディアアート>

テーマは「春」でしたが、テーマに沿った明るい色使いの作品に仕上がっていました。
しかし、少し残念なのが、バランス良い色づかいや、繊細なライン、繊細な3Dパーツが作れていない方もいましたので細密度を上げる練習を重ねてください。又、全体構図も意識したアートレイアウトに仕上げてください。

2級

<ネイルケア>

2級に求める技術レベルは、サロンワークで即戦力となるプロレベルのネイルケア・テクニックを習得していることです。プロとしての手さばき、モデルの手の扱い方も重要視されますので、安全でスムーズな、用具、用材の扱いを練習してください。
メタルプッシャーや、キューティクルニッパーのハンドリングが、不安定で不確実な方も多く見受けられます。数多くのモデルの手で練習を重ね慣れていくのが、重要です。
カラーリングに関して、ブラシワークが未熟で、ライン取りが甘い技術レベルの低い受験生が多かったので、カラーリングの基本中の基本である、真紅マットポリッシュの理解を深め、濃度・ハケの筆圧・量を考慮に入れて、完成度を上げてください。

<チップラップ>

グルーやレジンは、硬化時に収縮することも考えて、チップのCカーブ等、仕込みをする必要があります。そして、強度を考えて適切な厚みとハイポイントを意識して仕上げることです。ラップ材も、ストレスポイントをしっかりと覆って、フリーエッジの先端まで装着し、強度を高めましょう。

<アート>

アートの仕上がりは、もう少し完成度を上げ、繊細なラインなど描けるようにしてください。ラメ・ラインストーンを使用しすぎて繊細なライン等が見えなくなっている方も見受けられました。アートブラシの使用目的とペイントの濃度も考慮に入れて、細密度の高い作品に仕上げましょう。

3級

モデルの手で練習を重ねて、基本をしっかり身につけ、安全で正しい方法で用具、用材を使用して下さい。テーブルセット時には、使用する用材の確認を再度行うようにしてください。ポリッシュの濃度など適切であるか、キャップは汚れていないかなどを確認しましょう。準備はとても大切です。そして、ネイルケア各工程の目的を正しく理解して、正確でスムーズな施術を行いましょう。
特に、ファイルストロークに関して、最終形であるラウンドに仕上げるよう、意味のあるストロークを適切かつ迅速に出来るよう、練習してください。