ネイリストの採用条件と資質とは?
日本一のネイルサロンともいえるネイルズユニーク。
その成長の原動力はネイリストとその組織づくりにあるといわれている。
そのネイリストの育成と組織づくりのポイントに関して、シリーズで解説していく。
ネイリストは接客業
採用条件は、入社3年後も第一印象のかわらない人である。
北は北海道(札幌市)から南は台湾(高雄市)まで、アジアに117店舗のネイルサロンを展開する、ネイルズユニークオブジャパンが擁するネイリストは552名。
まさに世界規模ともいえそうな同社が求めるネイリストの条件、資質とは?
「ネイリストは技術職であると同時に接客業です。お客さまの立場で考え、気くばり心くばりができること。笑顔と感謝の気持ちをつねに持ちつづけられる人ですね」。
技術力は当然のこととして、重視しているのは人柄とチャレンジ精神だという。
「面接での採用条件は”第一印象を継続”できる人かどうかです。
元気がいい人はサロンが活気づきますが、慎重な人ならその慎重さが続く人かとか、元気さは少ないけど微笑がいい人とか、そういうことを見ますね。
一人ひとりの個性を重視します。長く勤まるかどうかは結果であって、最初に問うことではない」と、水野義夫社長。
入社試験は、基本的には幹部社員が行っているが、応募者とは極力接点をもちたいと、社長が行う就職面接は5~15分ということだ。
シリーズその2:サロンサクセスを導く珠玉の法則no-2